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Que fais-tu? ("La dernière étoile")


Manu
Label: Absilone
Release: 2013

★★★★★


 Manuの2ndアルバム“La dernière étoile”の3曲目「Que fais-tu?(何してる?)」は、仏語圏ポップにおけるCountry & Westernというか、 Cowboy物に典型的な、アメリカ文化に対する憧れとその照れ(軽蔑?)、愛憎入り混じった感情を止揚する、 誇りに溢れつつも自嘲気味な遠近法、いや、屈折法ともいうべき処世術が好ましい名曲である。 いくら好きでもアメリカそっくりの音を出すことが些かも誉められたことではないという認識。 楽天的なCowboyの仮面を被りながら、屈折した精神が、模倣とは無縁の繊細な肌理を作り上げている。これぞ、仏語圏ポップ! という感じ。



 尚、オフィシャル・サイト「Manu Friends」のBioは以下の通り。

 Emmanuelle Monet(エマニュエル・モネ)「Manu(マニュ)」は、何よりもまず、 1990年代フランス・ロックの小銀河で大きな存在感のあったカルトバンドDollyの元歌手である。 37万枚以上売れた4枚のアルバムを誇るこのバンドは、しかし、成功(1997年リリースの最大のヒット曲「Je n' veux pas rester sage」は皆の記憶に刻まれている) ののち10年で、2015年5月のベーシストMickaの死により悲劇的に中断された。

 それから、Manuにとっては、吐け口のように極めて個人的な歌を綴る2年間が続いたが、 最終的に、彼女は元バンドメイトでギタリストのNikkoと、Ben、Niroxの貴重な助けを受けて、それを録音することにした。
 Jean-François DelortとNikkoによってプロデュース・ミックスされた1stソロアルバム『Rendez-Vous』は、2008年9月29日にリリースされた。
アルバムは1万枚以上売れ、磨り減るまで聞けるメロディの殆どこれ見よがしとも言える容易さと、時に困惑させるものの詩情を欠いていない率直さを特徴として挙げることが出来る。

 それから、Manuはフランス全土のツアーに出て、2010年にライブCD / DVDとして発売された2009年11月の『Rendez-Vous à l'Elysée Montmartre』でツアーを終えた。

 2011年に入ってしばらくしてから、Manuは新曲を作曲した。この2ndアルバム、待望の新しいrendez-vousは、『La Dernière Etoile』という題名で、Nikkoプロデュース、Clive Martinミックスで、2013年4月にリリースされる。


U.U.